「一緒に暮らそう、僕金もないし全然ダメなやつだけど、絶対愛心さんを幸せにするから」






あなたの真剣な目、汚れていない真剣な目。私は違う、眩しすぎるよ。





「・・・龍・・・だから私は、あなたとは・・・」






あなたはそれ以上言わせないようにあなたの唇を私に重ねた。





あぁ、懐かしい。キスがこんなに気持ちいいものなんて。龍。





「・・・・私なん・・・かでいいの?・・・嫉妬深いしきっと・・・迷惑かけるよ」






「そんなことないよ、僕は愛心さんがいいんだ。だからもう泣かないで」





そういってまた優しく抱き締めてくれるあなた。





あぁ神様、ありがとう。私に幸せをくれて。こんな汚れた私に





「龍、あなたは私を裏切らないでね」





「うん、愛心」





「龍」






そういってまた唇を重ねた、深い・・深いキス。





愛心、愛する心をもてるように、そう名付けてくれた親、あなた達は私を愛してくれませんでしたが今私は。





それを取り戻した。




龍、ありがとう





私は忘れない



愛する心を、あなただけを愛します。