「愛心さん!もう無理しなくていいから!!・・・そんな顔・・・しないでよ」




龍、あなたは涙をこらえて私を優しく優しく抱き締めて




「本当に泣きたいのは愛心さんだから僕は笑ってあげるんだ「あなたはそういってまた無邪気な笑顔を私に向けてくれた。




ぁぁ。龍、嬉しい。私は今愛されてるのよね





偽りなんかじゃないのよね。





龍、





「龍・・・・私ね・・・ヒック・・ウワーン!!」





私あなたより年上なのにたくさん泣いたね、たくさんたくさん。





あなたが笑ってくれるから、抱き締めてくれるから。





私は安心して泣けるんだよ、あなたがそばにいてくれるから。





私が泣き終わるまであなたは私を抱き締め続けてくれたよね。




そうして泣き止んだ私にあなたは