「僕の彼女何ですいません、こんなとこに独りにしてごめんよ」





龍はそういって私の手を掴みそこから連れ出してくれた。





「・・・龍、邪魔しないでよ、せっかく良いお金くれる相手だったのに」






私のこと嫌いになったでしょ?私はそんな女。早く私を嫌いになってあなたのことを諦めさせて。





「嘘つかないでよ、泣いてるよ」





あなたは今にも泣きそうな顔でそういってくれた。





「泣くぐらいできるに決まってるじゃない、男は馬鹿だからそれぐらいやったほうが・・・・」





私がそれ以上喋る前にあなたは私を抱き締めてくれた。