「何で!?」




『そんな事俺に言われても…』





その時




ガタン







「え…?」


『なんか下から音が…』




そのとたん


階段を駆け上がってきたのは

幽霊みたいな格好をした奇声を上げて迫ってくる集団



そう、集団でだ…




「~~~~~~!!(声にならない)」


『っとにかく!行くぞ!』




彼方は私の腕を引っ張りながら残りの階段を上っていった





なっ、なにあれ!


怖すぎ!!





私たちの教室がある3階まで来ると幽霊は追ってこなくなった