『あーあ、彼方中学の時より真面目になってつまんない
私達の関係はこれで終わりね、今まで遊んでくれてありがと』




え…



俺は思わず振り返った









もう

そいつは後ろを向いて歩き出していた





「…俺よりか良い男見つけろよ」




そいつはくるっと俺のほうに振り向いた




『…当たり前じゃない、私を選ばなかったこと後悔させてやるんだから』





…目元が光っていたのは

気づかないふりをしよう




だって俺には

どうする事もできないのだから…









「…さてと、残りの問題を片付けねえとな」





俺も歩き出す





始まりの場所でもある

屋上へ向かって