―キーンコーンカーンコーン― 私は二ツのお弁当を持って屋上へ行く。 「深羽(しんは)センパイ!」 「うん?あ~文(あや)。」 「あめ、あげるッス!俺甘いの苦手なんで!」 「お~ありがとうっ♪」 私はコーハイ(文)からもらったあめをポケットに入れ、屋上のドアを開けた。