チャンスだよな…? 好きな人が俺であることを祈った。 俺はセンパイの小さな手から指輪をとって、 「俺のが、元カレより夢奈センパイが好きっ!」 「えっ!?」 指輪を体育館の外へ投げた。 「紗和、あたしも好きだよ?」 そう言うと、センパイは俺にキスをした。 「夢奈、これからもよろしく!」 センパイ…愛してるッスよ? えんど