『じゅっ…ん?』
………。
綺麗な声に振り向くと
髪は黒くて
背はモデルさんみたいに高くて
容姿端麗なひとりな女性。
誰?
『初めまして。』
潤こんな綺麗な人と知り合いなんだ。
でも…誰?
潤とどんな関係?
『可愛らしい子ね。』
この女の人から見たら
あたしは子供っぽく見えるんだろう。
あたしから見たらこの綺麗なお姉さんは潤と同じ年ぐらいだろう。
『あなた元奥さんなんでしょ?』
なんか鼻につくいい方。
『はい。』
にやりと笑い潤の耳元で
『またあの夜みたいに一緒に寝てね。』
何?
潤この人と寝たの?
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なんで菜奈が…。
『おう、いつ帰ってきたの?』
俺、かなり動揺してる。
『1週間前。この子が元奥さん?』
『あぁ。』
『こんばんは、はじめまして。』
『潤とは、アメリカで知り合ったの。』
菜奈(なな)
俺がアメリカいって3か月。
第一印象綺麗な女性。
俺の仕事がうまくいかずにやけになっていた。
クラブで酒を飲んでいたら隣に座ってきた。
『こんばんは。』
声をかけてきたのは菜奈からだった。
久しぶりに話す日本の女性。
俺も嬉しくて明け方まで話してた。
でも…
仕事もうまくいかず
かなり飲んでいて
朝まで一緒にいたというとこで記憶がない。
俺が、目が覚めた時には隣に寝ていた。
『おはよう。』
菜奈の声
『お…れ?』
『良かったよ。』
良かったよ…って?
俺…。
それからしばらくして菜奈から電話。
ホテル経営のオーナーを紹介してくれた。
それからは仕事の付き合いでたまに会っていた。
あの夜の事は…
俺、抱いた?
恐くて聞けない。
しばらくしてホテルの経営者と菜奈が婚約したと聞いてあの夜の事は聞けずに俺は日本に帰ってきた。
でも…
なんで…
日本に…。
それも愛華の前で…。
俺確かに一緒にねちゃったわけで…。
嘘だ…よね?
潤?
その女の人がいなくなって潤に聞いてみた。
『潤?寝たの?』
潤、嘘だよね?
何で黙ってるの!!