土曜日
この日もいつものようにレナと遊んでいた
でも最終的にたどり着くのは
【あたしと先生】
「ねぇ、どうなの??」
レナがにやけながら聞く
「…どぉって、なにが」
「先生とだよ!!」
「…別に~」
「なにそれぇ!!」
だって、相変わらず片思いのままなのに
ってか…なにが変わるのさ
教師と生徒の壁…
こんなの簡単に乗り越えて告白なんかできない
「ゆきちゃんはナナの気持ちわかってるのかなぁ」
レナの言葉は時にあたしの心を動かす
「さぁ…わからないでしょ!!あの鈍感教師に」
「そうかなぁ」
「…なんで??」
「だって…なんか、見てて」
「ん??」
「ゆきちゃんとナナ見ててゆきちゃんナナに心許してる気がするもん」
「そんな訳ないよ~」
「そう!?」
「絶対ない!!」