こ、こういうやつって…。



「だからな、学校で絶大な人気を誇るお前らからハチマキを奪ったら…どうなると思う?」



神妙な顔つきで妖しく言われて少し恐い雰囲気になった。



『…え?』


「だ~か~ら!俺達からハチマキを取ったやつらは、その時点で女子の~敵っ!」



にゃはっ☆と、俺にピースをしてくる伊東。



『ふ~ん?』


「でも、まぁそんなのお構いなしに来るやつらもいるから頑張れよ!」


「おっす!」


『…はい。』



やだな~…騎手。