「だから、今のは気にしないでね?」



ふふっと、口角を上げ妖しく笑う宝生先生。



『はぁ…。』



……先生は意外にSか…。



「翔はMな。」


「翔君はMね♪」


『………。』



聞こえてた…!!



「昔っから弄りがいがあったんすよ翔君は。」


「あら、やっぱりそうなの?」


「例えばーー……。」



それから数分間、放置ですよ、俺。



「面白かったわ、また来てね!」


「は~い。」


『……。』



もう絶対行かないっ!







…ケガしたとき以外は。