もう2人共、ヤケクソだと思う。



しかも、ある意味亜優は本来の目的がちょっとずれてる……。



「あたしのこと嫌いなの?」



首を思いっ切り横に振る。



「じゃあ、クシャクシャしていいよね?」


『………。』



ゆっくりと首を縦に動かした。



「やった♪よしよし♪」


「なんか、ご主人様と犬っぽいよ?2人共。」






あ~もぉ~!!



結局、亜優に負けてクシャクシャされた…。



恥ずかしいです……。



「「翔、犬みたい!」」


『犬じゃないっ!』