触れてる翔の体も熱いような気がする…。



もしかして…!



『翔!おでこ貸してね!』


「んんん…。」



あたしの肩にあった翔の頭を起こして、おでことおでこをくっつける。



『あっつ!恋君!どうしよ~!』



今まで、ニヤニヤしながら見てた恋君に言うと、急いで近づいて来て翔のおでこを触る。



「…!さっきより高くなってる。」


『どうしよ~……。』


「安心したから、どっと疲れが出たんだ…。」



オロオロしているあたしとは反対に、冷静に翔をベッドに寝かせる恋君。