『知り合い…？』

｢そっ!!｣


淳平は、微笑みながら颯也くんのほうを見た。


｢知り合い？｣


颯也くんはあたしと淳平を指差しながら、交互に見た。


｢そうだよ。｣

『……まあね』


へぇー、といいながら颯也くんはあたしを見た。


｢彼氏いる？｣


突然された、あたしへの質問。


『…いないよ？』

｢ふーん…そっか!!｣


すると、淳平が少し怒ったように颯也くんの名前を呼んだ。
ごめん、と笑いながら淳平に謝った。


『…？』


理香は、一人で笑いを堪えている。
あたしの横には、怒ったような淳平とすごいにこにこしている颯也くん…



一体なんなの？




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