「 あややん!お肉貰ってきたよ!! 」



 急いであややんのもとへ駆けると、



 「 やった!! 」



 と、あややんが嬉しそうに飛び跳ねた。



 「 はい!半分にしようね。 」



 那智が食べかけのお肉を、



 あたしがぱくっと一口で食べた。



 すると、



 「 あっ那智が倒れた!!! 」


  
 「 那智ー! 」



 と言う声が聞こえてきたけれど、



 食べる事に夢中なあたし達には、



 関係なかった。



 「 美味しいねこの肉。 」



 あややんが目を輝かせながら、



 パクパクとお肉を食べていく。



 「 ほんとだね!! 」


 
 「 篠田ー関口ー!!こっち来いー。 」



 お肉を二人で食べていると、



 材料係の岡本があたし達を呼んでいる。