海へ着くともう、
男子やら女子やらが
騒いでいた。
「 あっ実來…!! 」
海で遊んでいる那智が、
あたしを呼ぶと、
顔が真っ赤になった。
「 どうしたのー? 」
問い掛けながら、那智のもとへ駆ける。
「 いや…そのお…。 」
顔を真っ赤にして下を俯きながら
小声で話す。
すると隣に居た那智の友達が、
「 こいつね実來ちゃんの水着姿に
照れてんの!! 」
那智をバシッと叩きながら、言う。
「 あ、そうなの?じゃあ行くね。 」
そう言ってにこりと微笑み、
あややんのもとへ走った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…