バタンと風呂場の扉が閉じる音が聞こえた直後に玄関が開いた。
靴を脱いでバタバタと駆けてきたのは本物の忍だった。
「あちゃー、私としたことがメモを忘れてしまうなんて。
どこ置いたっけ買い物リストの紙…あ、あった!」
忍は流しの横に置いてあったメモを見つけると、ポケットの中に詰め込んだ。
「へ…?お前今どっから来た?」
ビールを片手に固まったまま沙綺が目を白黒させて問い掛けた。
「…?どこって、買い物行く所よ?
透に変化してもらって代わりにご飯作ってもらう間に行こうかと…。
あれ?そう言えばアイツはどこに行ったの?」
周りを見渡してみても食事の準備をしているはずの透は見当たらなかった。
靴を脱いでバタバタと駆けてきたのは本物の忍だった。
「あちゃー、私としたことがメモを忘れてしまうなんて。
どこ置いたっけ買い物リストの紙…あ、あった!」
忍は流しの横に置いてあったメモを見つけると、ポケットの中に詰め込んだ。
「へ…?お前今どっから来た?」
ビールを片手に固まったまま沙綺が目を白黒させて問い掛けた。
「…?どこって、買い物行く所よ?
透に変化してもらって代わりにご飯作ってもらう間に行こうかと…。
あれ?そう言えばアイツはどこに行ったの?」
周りを見渡してみても食事の準備をしているはずの透は見当たらなかった。