透達が病院を出てワイワイとやっている頃、現世に降りた風神達は昔とだいぶ変わった街並みに驚いていた。
一日をかけていろんな所を飛び回っていた彼女達は、東京上空で街を見下ろしながら話をしていた。
「なーんかよー、わけわかんねーもん沢山あるな?」
空中にあぐらをかいて頭の後ろに手を組んだ風神が気だるそうに呟いた。
その横で棒付きのアメを舐めながら雷神が答えた。
「そぉ?アンタ普段から現世を見てないから知らないだけでしょ。
最後に降りたのいつだっけ?」
「最後だぁ?いつだったかなぁ…?何か吹き飛ばして遊んだ時以来じゃね?」
風神は頬をポリポリ掻きながら薄れかけた記憶を辿った。
「あ、思い出した!人間達が和冦だか元冠とか言ってる以来だよ!
神風とか言われて調子に乗ってたじゃん!」
雷神が手を叩いて、思い出した事にすっきりした顔で風神に言った。
一日をかけていろんな所を飛び回っていた彼女達は、東京上空で街を見下ろしながら話をしていた。
「なーんかよー、わけわかんねーもん沢山あるな?」
空中にあぐらをかいて頭の後ろに手を組んだ風神が気だるそうに呟いた。
その横で棒付きのアメを舐めながら雷神が答えた。
「そぉ?アンタ普段から現世を見てないから知らないだけでしょ。
最後に降りたのいつだっけ?」
「最後だぁ?いつだったかなぁ…?何か吹き飛ばして遊んだ時以来じゃね?」
風神は頬をポリポリ掻きながら薄れかけた記憶を辿った。
「あ、思い出した!人間達が和冦だか元冠とか言ってる以来だよ!
神風とか言われて調子に乗ってたじゃん!」
雷神が手を叩いて、思い出した事にすっきりした顔で風神に言った。