命の声に反応して振り向いた二人は、まじまじと命を観察して答えた。


「うわー超巨乳じゃん!アタシもその位デカい胸に設定すれば良かったわ。」

命の胸をじっと見つめながら角のある女子高生姿の女が言った。

その言葉に対して横にいた女が突っ込む様に叫んだ。


「乳なんざどーでもいいだろ!誰かって聞いてんだから答えてやれや!」

命はその女に目を向けて観察してみると、左目に眼帯を当てた長い学ラン姿の女だった。
胸にさらしを巻いて一昔前の不良のような出で立ちだった。


セーラー服のギャルに長ランのヤンキー。
それが命の受けた第一印象だった。


ワイワイと口喧嘩が絶えない二人に対して主が声をかけた。