地図があったわけじゃない。

それでも、めぐり会えたのは必然。

これが愛だと気付くのは、もう少し後のこと…




「で、あんたの名前は?」

「サクラです。」


「俺、シンタロウ。」


「…知ってますよ。」



―――終わり―――