「河上?」


「はい…」


「いや…何でもない…」


私はカクテルを飲み干して、その度に椎名さんがオススメを直哉さんに頼んでくれた


「いい気分になりましたあ〜」


不覚にも酔っ払ってしまった


「帰るか?」


「じゃあ、うちで飲み直しましょう!」


椎名さんは私の肩を抱いて直哉さんに挨拶をした


「またな」


「おう!」