向こうから椎名さんが近づいてきた


恋人同士みたい


こうやって彼氏を待つのっていいかも


なんて妄想していた


「ワリイ…」


「いえ」


「何が食べたい?」


「ん〜っと…椎名さんは?」


「俺?そうだな〜とりあえず居酒屋行くか」


「はい」


私達は並んで居酒屋に入った


色んなモノを食べ、お酒を飲み、椎名さんと二人っきり


「河上は良い子だな〜彼氏になる奴が羨ましいよ」


「椎名さんだって優しいですよ!彼女が羨ましいです」


ヤバイ…言ってしまって泣きそう


我慢…我慢…