「強いって…」


「女好きの椎名さんにはこのくらいどうってことないですよね?」


「女好きとか…違うって…」


私は傷口を見た


「よし!止まった!後はテープしとけば大丈夫だと思います。傷口、そんなに酷くないので」


「あ、ああ…ありがとう」


俺はこいつをちょっと見直した


「コーヒー入れますね」


「ああ…」


この人、彼女いるのに、他の女の部屋なんかに…


コーヒーマズクしちゃお…