花火大会の会場についたころにはだいぶ日が傾いてきていた。 「ねえ、ソラ君。いい場所とろうよ」 すでに会場は人がいっぱいであった。 二人は座って見える場所を探し、場所取りをした。 「ここならよく見えるかもね」 「ああ」