話を戻すと...。


「鈴姫何年かなぁ〜?」

「そこからかよ!?」


名前も学年も何もかも知らない。

実は奏真の方が知ってたりして?


「お前少しは考えろよ。あの人確か二年」

「一つ上!?」


年上なんて考えもしなかった。


いや、俺らが一年だから年上率は圧倒的に多いんだけど……。


「年上なら諦めるのか?」

「……諦めない。これは恋なんだ!本物の恋だからこそどんな性格でもタイプが違っていようとも愛することが出来るのだ!」

「……一目惚れが愛せるかっつんだよ」