あれからも、陽乃芽先輩は俺に冷たく奏真には目がハートだ。

恨む・奏真。


「紲急がなくていいのか?今日現社の小テストあるだろ」


……。


「奏真さっさと行くぞそして教えろいつもの如く!!!!」

「あ、東遠く――」


鈴姫の声は今は聞けない。

俺にはやらなければならないことがある。


許せ奏真。

お前の腕を取り走り出す俺を。


俺を救えるのはお前しかいない。

今はしばしの別れだ鈴姫。

俺はこれから戦争に行く。


いざ、現代社会という頭脳との戦争へ!!


「お前相変わらずバカだろ……」