ガララ




「失礼しまーす・・・」


「おう 来たな
 まぁここに座れ」


「はい」





この前と同じ向かい合った席に座る



あたしと先生の間にある机の上には



『気持ちのノート』が置いてあった






「コレ 読んだんだけど」


「はい」


「山田のことが
 やっぱり好きなのか?」


「多分 1%ぐらい?」


「残りの99%は?」


「多分 嫌いです」







先生は何を言いたいのだろう




ジっとあたしの顔を見てくる



その真っ直ぐな眼差しに


ドキっとしてしまい




先生から目線を外した