みんな気をつかってくれるけど




たまにその同情がウザかったりする




何もわかってない人に




わかったような口をされると




イライラする・・・








キーンコーンカーンコーン





「席に着けー」






本当にいいタイミングでチャイムは鳴る




父さんのことで亜美とは沈黙の空気が流れていたから





助かった気分






じゃあね と言って自分の席に戻った亜美





朝のホームルームが始まり




あたしは窓の外を眺める