「やめろ!!」





気がつくと 身体が勝手に動いていた





そして しっかりと





梨沙の父親の腕を掴んで




梨沙から離した







ドタンッ





俺の力が強すぎたのか




後ろに尻餅をつかせてしまった







なんてったて俺





学生時代はバスケと空手やってたからな






力は結構あるんだ♪







「何すんだよ テメェ!」


「それはこっちの台詞です
 それ以上 俺の生徒を傷つけるのは
 見てられないんで」