こうして 教室には

あたしと圭介の二人が残った





「話って何?
 早くしてよね?」


「わかってるって
 話は・・・やりなおさないってこと」






やっぱり・・・



そうだと思った



でもね?


あたしの答えは決まってるよ





「嫌だ
 もう あんな思いしたくない」


「今度は絶対に離さないから!
 俺を信じてくれない?」


「嫌だって言ってるでしょ?」





あたしがそう言うと


圭介は目の色を変えた






ーそして




ドンッ




「キャ!」





あたしはいきなり圭介に押し倒された




あたしの身体の上には圭介の身体


背中には床



手首は捕まれてて動けない