書き終わり カタンとチョークを置く先生



「みんな知ってると思うが
 俺の名前は中田俊哉だ 担当は理科
 ちなみに年齢は二十五だ
 誕生日は五月十五日な♪
 みんな プレゼントくれよ!」


「「えーー!!」」


「ハハッ 冗談だよ!
 まずはお前らも自己紹介な
 名前と・・誕生日でいいや
 じゃあ 順番にどーぞ!!」


「「えぇーーー!!」」




みんな嫌みたいでブーイングを起こす


それでも先生は一番の男子に早くするように言う




「俺は・・・」




しぶしぶ自己紹介を始める最初の男子


あたしは女子の最後だから一番のラスト♪



ラッキー☆






でも あたしさっき知っちゃった



先生の誕生日は五月十五日

あたしの誕生日も五月十五日




これは なんかの偶然?




なんか変な気持ち


担任の先生と同じ誕生日って・・・






「じゃあ 最後!
 吉野かな?」




げッ!!考えてたらいつの間にかあたし!?





ガタッ


立って 自己紹介をする



「吉野梨沙です
 誕生日は・・・五月十五日です」


「おー!俺と一緒じゃん!!
 なんか親近感湧くなぁ」


「ハハ・・・」