「あぁ知ってたよ。前から。


お前は鈍感だから気づかなかったと思うが。」



「少しは知ってたもん!」


 
「知ってたのに、戸丸の家まで行ったのか!」



「・・・・・。」



「看病だって言ってるじゃん!戸丸君すごい熱だったの!」



「何処まで本当なのか。お前は俺に嘘を付いてたんだからな。」



「それは、隼人に心配かけたくなくて!」



「何の心配だよ!戸丸とキスでもしたか?寝たのか?」



「そんな事なんてしてない!もういい!」



私は泣きながら会議室を出た。



そこで待っていたのは・・・



戸丸君だった・・・。