私は、あきお兄様が従兄妹だけど本当のお兄様のように慕っていた。


でも、あるときあきお兄様のお母様が庶民の人と再婚なさってそれ以来合っていなかった。


あきお兄様の本当のお父様は、私たちが1歳の時に亡くなった。


まさか会えるなんて思ってなかった。




「…して…どうして、早く教えてくださらなかったのですか。」


「ごめんよ。俺の事は、忘れてていいと思った。」

「そんなっ…」

「みっちゃんが幸せならいいと思ったんだ・・・でも」


みっちゃん懐かしいなぁ



「俺なんか妹がいなくなったみたいでさ。」


私…どうしてきずかなかったんだろう…


「あきお兄様、私うれしいです。あきお兄様に会えて。」

「ああ俺もだよ。」

「あきお兄様、あっそうだ!これからは、お兄ちゃんて呼んでもいいかな…?」

「もちろんいいよ。」



私何か忘れてる?


「これからは、アイドルとしてよろしくな。」

「うん、て…あっ忘れてた!学校の事みんなに言わないと!!」

「俺も一緒に行ってやるよ。」

「本当にお兄ちゃん!?」

「ああ、もちろん。」

「ありがとう。」