「ん～？え～っとね～…。確か騒いでたのが7時過ぎだから…。
　多分8時前に出ていったと思うけど…。」

「あと彼の家に行って2時30分くらいから出ていくって半泣きでそう言って出ていったわよ？！」


…そう…。お姉ちゃんが半泣きにまでなってそのバックを探すのにはわけがあった。

お姉ちゃんは付き合い始めた当時彼に好きな数字を聞かれたらしく・・・。

お姉ちゃんは7が好き～！！っていったんだって。そしたらその彼そのこと覚えてて

7か月記念日にプレゼントとしてバックをくれたんだ…。


お姉ちゃんはその彼のことが大好きだからきっとそれを持って出かけたかったんだって

思うけど・・。

そうだ！！あたしは彼の家知っている。

しかもそんなに遠くなわけでもない。

今は1時50分。

「よし！！」


あたしはきめた。