「お父さんなんだって?」


啓吾は香織の髪を指に絡ましながら見つめた


「ん…今度の休みに家に来いって…」


「じゃあ行こう」


「え?いいの?」


微笑んで見ている啓吾をびっくりしながら香織は見つめ返した


「当然だよ。後、俺の両親にも会って欲しい」