香織は啓吾に携帯を渡した


「初めまして。藤崎啓吾と申します…お電話で失礼します…はい…はい…」


数分啓吾は話しをして携帯を香織に渡した


「お父さん?…」


『香織、次の休みに家に2人で来なさい。わかったな』


先ほどより明るい声の父親に香織は少し安心して電話を切った