「香織」


奥で啓吾に呼ばれたから小走りで声の方に向かった


壁沿いにカーテンがひいてある前を通った時


(ドン)


「きゃっ」


「あ!申し訳ありません」


店員さんが丁度出てきてぶつかってしまった


「大丈夫か?」


啓吾が来てくれたが私はその店員さんと見つめ合ってしまった