「香織?」


「…はい」


「クスッ 緊張しなくて大丈夫だから」


俯いてしまった香織の腕をとり、優しく抱き寄せた


「風邪引くから中入って」


啓吾は腕枕をして香織と向き合い瞳を見つめた