「香織…ありがと」

「ん?」


「側にいてくれて」

「私、啓吾に出会えて良かったよ」


「俺も。啓吾に戻れたのは香織がいたから。本当に嬉しい」

「フフ…たまに桂をみたいかも」


「もう無理だよ。男の子しかいないよ」

啓吾はニヤッと笑って香織の首筋に唇を這わした