「あれって…香織を抱けるかどうかの怖さだったんだけど、今は…香織を壊してしまうんじゃないかって怖さなんだ」



「え?それって…」


「香織を俺のものにしたくてしょうがない…毎日
修夜や他の男に取られるんじゃないかって不安と嫉妬ばかり…」


「啓吾…」