気付いたら、利世が居た。

ここは・・・病院。

今までの事を振り返ってみた。

今はそんなのどうでも良かった。

それより・・・

「利世、雪夫さんは?」

寝たまま、利世に問いかけた。

「警察が行ってる。」

利世はポツリと呟いた。

「・・・元気?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

答えてよ。

答えてよ。

「答えろ!!!!!!!!!!!!!!!」

起き上がり、利世の胸ぐらを掴んだ。

「知ってんだろ!?答えろ!!誤魔化したって無駄なんだよ!!!見たんだ!私はみ・・・。」

「元気。天国で・・・・・・・・・・・きっと。」




利世・・・?






貴女は、どうして・・・





そんなに・・・














優しいの?