「キャハハハハハハハハハハッ!!!!!」
下品な笑い声が屋上に響いた。
「なんで?なんで?どうして?・・・クフフッ
全部自分のためよ!あんた、何も知らないものねぇ・・・フフッ」
「何がおかしいの?」
「何でもなぁい。いつか分かるよ。」
川瀬メイは柵にもたれかかり、天を仰いだ。
私は静かにそれを眺める。
「友達は・・・自然になるものなんだよ。」
「は?」
「貴女、友達って言える友達、出来たことないでしょう」
意表を突かれたように川瀬メイは顔を歪ませた。
「貴女、もしかして・・・「うるさい!」
私の言葉をさえぎり、叫んだ。
「うるさい、うるさい、うるさい、うるさい
うるさい、うるさい、うるさい、うるさい
うるさい、うるさい、うるさい、うるさい
うるさい、うるさい、うるさい、うるさい!!!!!」
・・
狂ったように叫ぶモノはとても醜かった。
そして、醜いまま吐き捨てたのだ。
「お前、殺す。」
上等。