「確かに兄弟だけど似てないだろ。」

「・・・―――」

頭がおかしくなったのではないだろうか。

兄弟で付き合うなんて・・・。

哀れみの目で彼を見た。



考えていることを悟ったように、正常だよと呟いた。


足で顔を地面に擦り付けられた。

相変わらず、臭いトイレと思ってると髪の毛を引っ張られた。

数え切れないほどのピアスをつけた顔が近くにあった。