『満月の次の日は何かが起こる。』



何故かそんなフレーズが出てきた。

馬鹿みたい。

こいつもどうせ川瀬側の人間である。

信じない。

騙されない。


でも、私はどうしてもこの子を嫌うことは出来なかった。

捨てた心が、“この子は私を救ってくれる”なんて思ってる。




光が見えた、と・・・――――――。