「Sランク三人組です、ただ今戻りました」


「いヤァ~、早かったデスネェ~さすがワSランクDESUTA」

メルトはまたもやにこにこしながら言う


「そしてお前は相変わらずへらへら馬鹿みたいに笑っているな」

ストが言った

「アッハッハッ、馬鹿とはひどイデスネェ~すーちゃんは相変わらず堅物デスガ」

メルトはやっぱりにこにこしながら言う

「は?堅物だと?よーしそこへ座れ今すぐぶった切ってやる」

ストもにこにこしながら言う


「マァ、シオンについてまた情報ガ集まりマシタヨ~」


「どんな資料ですか?」

マリーナが問う


「シオンの友人がいる場所ガワカリマシタヨ~」

こんどは長い袖をぱふぱふ振りながら言う



「なっ、友人!?それは良いじゃねぇーかー脅して聞き出そうぜ」

ストは顔に影を入れて言う

「アッハッハッ、脅しハ駄目デスヨすーちゃん」






そして早くも夜



食堂



「マリーナ・・・」


「はい」


「お前は何故それだけ食パンを食えるんだ・・・」

ストが呆れながらマリーナに問う


「好きですから」

マリーナは自身満々で答える


「だからって・・・それでもう341枚目だぞ・・・」


「・・・」

マリーナは黙り込んだ





「さて・・・もう8時か・・・」

「あ、そんな時間だったんですね」

「いやいや、お前がガツガツ食いすぎなんだって」

ストは笑いながら言う

「そうですかね・・・、あ」


「ん?」


「リムがいません」

マリーナは少し焦りながら言う

「ああ、風呂行ったぜ」


「そうですか・・・」


そのあともマリーナはガツガツ食パンを食べていった


「(その食欲は何処から沸いてくるのか・・・)」