「メルヘンの国じゃねぇかあああああああ」

三人は思いっきり叫んだ


「空飛ぶ木馬、浮いてるクッキー、生えてるキャンディー、降って来る・・・食パン!?」


「キャンディー!?」

「クッキー!?」

「食パァアアアアアアアアアアアン!!」


三人はそれぞれ食パン、キャンディー、クッキーの方向に走って行った







「ふふふ・・・、あいつらの弱点は食い物・・・、三人バラバラにして一匹づつ倒していけば・・・ふはははははははは」

プリズムドールはキャラメルのお城の上に立って高笑いしてた

「さてと、私もスイーツを楽し・・・」

「プリズム・・・、目的を忘れたら駄目よ・・・」

いきなりラグラスドールがプリズムドールの目の前に現れた



「(きゃああああああ、お姉さまが目の前に!目の前目の前お姉さまあああああああああああああああああああああ)はははっははは、はい!お姉さまの為ならば絶対目的を忘れません!」


プリズムドールはかなり興奮しながら言った


「そう・・・、それでは・・・あいつらを殺っていくわよ・・・」















「食パァアン・・・、ハッ、私は一体・・・」

マリーナは今になって我に帰った



「あ、あー・・・皆と逸れてしまいましたね・・・」

そして落ち込む




「はっ・・・マリーナ・・・スト・・・いない・・・」


「ぎゃおすっ!・・・、逸れた」


リムとストも気づく




「そもそも私達はメルトを助ける為に来たんでしたね・・・」


「あ・・・メルト・・・どこ・・・」


「チビトオォォオ」


三人は一斉に気づいた


そして

「あ、もしかしてあれメルトですかね・・・」


マリーナの目の前にはネクストが言ってたのとは大違いのチューリップのベットに寝てるメルトがいた




「起こし・・・ますか」


そしてマリーナはそこに走って言った