「さあどっからでも来い!」

ストが黄色のReverseを召喚する

「何処からでも・・・、ですね?」

マリーナはかなりの悪人面で言った


「(マリーナの本性ってあんな怖かったか?)ああっ、てコラリム!」


「何・・・」

リムは端っこで飴を舐めていた


「何じゃねえぇ、リムも参戦しろぉ!」

ストがわちゃわちゃ叫ぶ


「リム・・・ここで・・・見てる・・・それに・・・マリーナ・・・攻撃力974・・・」

リムがボソッと言った



「え・・・、マリーナそんな強かったか・・・?」

ストはかなり驚く


「ええ、今までのはお手柔らかにやったんですよ」

マリーナは顔に影が入ってにこにこする


「(僕の攻撃力は713・・・、頑張れば勝てるだろうか・・・)」


「(ふふふ・・・、スト・・・本気で来なさい)」


二人は火花を散らす



そして審判が開始のベルを鳴らした瞬間




「な・・・、消えた!?」

さっきまで目の前にいたマリーナが姿を消した








「ここにいるぜぇ?」


後ろから声が聞こえた




「くっ・・・、後ろを取られるとは・・・」


「くくく・・・、変化術は便利だぜぇ?」

人形マリーナがくすくす笑う


「(さて、どうするか、首付近に鎌の刃先を持ってこられるとな・・・、はっ、そういえば・・・)」


ストは頭をフル回転させる


そして

「あぁっ!あそこにかーなーりでけぇ食パンがぁっ!」


ストはかなり必死で叫んだ



「ハハハ、そんなのデまーちゃんガ釣られるワケ・・・」



「何処!?何処だ巨大食パアァァアン!!!!!!!」

見事に釣られていた


「(今だ!)雷神天神龍!!!」

ストが大きく鎌を振り降ろすと刃先から龍の形をした雷がマリーナへ向かって行く



「!?」

マリーナは避けようとしたが雷龍が早過ぎて攻撃を食らってしまった


「ハーッハッハッ、マリーナ!所詮この程度かぁ!?」

ストがマリーナに鎌を向けると