夜の裏町「ルベリエ」…、そこは数知れない程のSatanが存在する…


あるSatanは盗みを…
あるSatanは殺しを…



そんなSatan…、悪魔の意識は

鎌使い、DESUTAに狩られる…






裏路上


「動くな!」

一人の男は銃を小さな子供に向ける


「動けば撃つ!」

男は怒鳴る


「…」

子供は黙る


「いや、おまえは俺の正体を知った。俺がSatanだって事をな!だから…死ね!」

俺が引き金を引こうとすると


子供がニヤっと笑った


「何!消えた!?」

俺がうろたえる


「ほほぅ…、この程度でうろたえるとは」

男の後から声が聞こえる


「!?」

男は引き金を後に向かって引いた


しかし誰もいなかった


「ふっ、こちらにおるわい」

さっきの


子供だった…



「な!?」


「クク…、まさかお前我がただの子供に見えたのか?」

子供はニヤニヤ笑う


「!?」
男はあたふたする



「まあ…、Satanを狩れるのだからよいがな」


するとその子供は霧化して消えた

「また消えた!?」

男がうろたえる


「ここにいますよ」

すると今度は白髪の少女がニヤニヤ笑っている

「こんな変化術で驚くとはね」

すると男は少女のネクタイのイニシャルを見た


「D…、で…DESUTA!」

男はまるでさっきとは別人のように脅える


「はい、SランクDESUTAマリーナ=ローズですよ?」


そしてマリーナは何か書かれた紙を出し読んだ

「さて、貴方に付いてたSatanは悪魔No.596324殺めた命は14人…Dランクの罪とはね」


するとマリーナはフッと笑いながら男を見る


「ひっ…か…狩らないでくれ!」


「それは無理、ですね」

マリーナはにこっと笑ってピンクの大鎌「Reverse」を召喚し男を切った…が血も何も出ていなかった