「光ちゃんますます可愛くなったね?」



「上條さんのためですよ!」



姉ちゃんは、さりげなく上條さんにボディータッチ。上條さんは、そのまま姉ちゃんの肩を抱いて歩き始めた。



「今日はどこ行こうか?」



「…遊園地!」



上條さんに肩を抱かれたまま姉ちゃんは言う。



姉ちゃんさすがだよな。
遊園地は、次の男の人と会うのに近いからだよね。



そんな考えがあるなんて知らない上條さんは、姉ちゃんの嬉しそうな提案に良いよと言った。



僕の付けてる姉ちゃん日記にまだまだネタが増えそうな予感で、僕は嬉しかった。



だって、これがあれば姉ちゃんを脅すのにちょうど良いからね。



終わり