「いやーおばーちゃんもオーストラリア行きたがってたからさ」 受話器を持ったままかたまっているあたしの後ろで、声がした。 「……うそでしょ…」 唖然。 「…これから、2人。夏休みの思い出作ろうな♪」 神様。 助けてください。